川崎大師 平間寺 完全ガイド|厄除けのお大師さま・開門時間とアクセス、2027年の開創900年大祭

川崎大師 平間寺(かわさきだいし へいけんじ/神奈川県川崎市川崎区大師町4-48)は、「厄除けのお大師さま」として全国から信仰を集める真言宗智山派の大本山です。 大本堂の開扉時間は平常時(2月1日〜12月30日)で、4〜9月が5:30〜18:00、10〜3月が6:00〜17:30。京急大師線の川崎大師駅から徒歩8分、無料の駐車場が700台分あります。そして2027年(令和9年)5月1日〜10日には、開創900年の大祭が営まれます。掲載の時間・日程は2026年9月18日時点の公式発表です。
早わかり
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 金剛山 金乗院 平間寺(こんごうさん きんじょういん へいけんじ) |
| 宗派 | 真言宗智山派の大本山(総本山は京都・智積院) |
| 御本尊 | 厄除弘法大師 |
| 開創 | 大治3年(1128年) |
| 大本堂 開扉時間 | 平常時(2/1〜12/30)4〜9月 5:30〜18:00/10〜3月 6:00〜17:30。21日は5:30〜17:30、毎月20日は21:00まで |
| 所在地 | 〒210-8521 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48(TEL 044-266-3420) |
| アクセス | 京急大師線「川崎大師駅」から徒歩8分 |
| 駐車場 | 無料・普通車700台/大型バス40台(8:00〜17:00、毎月20日は20:00まで) |
電話でのお問い合わせは午前9時〜午後4時。年末年始の開扉時間は上記の「平常時」とは別に案内されます。
2027年、開創900年大祭
公式サイトが告知している、いま最も大きな予定です。
- 行事名:川崎大師平間寺 開創900年大祭
- 日程:令和9年(2027年)5月1日(土)〜5月10日(月)
- 法要の詳細は今後随時知らされる予定です
大治3年(1128年)の建立から数えて、令和9年が900年の正当にあたる、と寺は案内しています。次に紹介する「10年に一度の大開帳」とは別の、節目の大祭です。
10年に一度の大開帳と「赤札」
川崎大師には、10年に一度だけ営まれる「大開帳奉修(だいかいちょうぶしゅう)」があります。江戸時代から続く行事で、期間中は特別に御本尊が開帳されます。
直近は令和6年(2024年)5月1日〜5月31日の1か月間でした。次回の日程は公式に示されていません。
この期間に限って授与されるのが、「赤札(あかふだ)」という護符です。弘法大師の直筆と伝わる「南無阿弥陀佛」の六字名号を版にし、当山貫首が精進潔斎のうえ、祈願を込めて一躰ずつ手刷りにするもので、いただけば無量の功徳を授かるといわれます。朱札・朱符・紅符とも呼ばれ、赤いのは、朱が災難を除き幸福を呼ぶ色であること、そして経典に阿弥陀如来の体が紅頗梨色(紅水晶色)で大光明を放つと説かれることによります。
大開帳の期間中は、御本尊から伸びる「お手綱」が大本堂前の供養塔に設けられ、これに触れることでご縁を結べます。大本堂では開帳された御本尊の前に御戸帳(みとちょう)という金の大きな幕が張られ、毎朝夕、川崎大師双盤講の講員が唱える双盤引声念仏にあわせて開閉されます。
名前の由来 — 漁師が海から引き揚げた像
この寺がなぜ「厄除け」の寺なのか。由来は寺の成り立ちそのものにあります。
平安時代末期・崇徳天皇の御代、無実の罪で生国の尾張(現在の愛知県)を追われた平間兼乗(ひらまかねのり)は、諸国を流浪した末に川崎にたどり着き、漁師として慎ましく暮らしながら弘法大師を篤く信仰していました。
兼乗が42歳の厄年のとき、夢枕に高僧が立ち、こう告げます。かつて唐にいたころ自らの像を刻んで海上に放ったが、いまだ縁のある人を得ていない。速やかに網を打ってこれを供養し、功徳を人々に及ぼせば、汝の災厄は転じて福徳となるだろう、と。
お告げに従って海に出た兼乗が、光り輝く場所に網を投じて引き揚げた木像こそ、御本尊・厄除弘法大師尊像でした。兼乗は像を浄めて草庵に祀り、朝夕欠かさず供養を続けます。
やがて諸国を巡っていた高野山の尊賢上人(そんけんしょうにん)が偶然その草庵に立ち寄り、像の由縁と兼乗の境遇を知って心を動かされ、二人は力を合わせて大治3年(1128年)に一寺を建立しました。兼乗の姓「平間」をとって平間寺と号します。そして長承3年(1134年)、兼乗の無実の罪は晴れ、生国へ帰ることができました。
以後、皇室の篤い尊信と、11代将軍・徳川家斉の厄除け祈願参拝によって、江戸庶民をはじめ全国に「厄除けのお大師さま」として広く知られるようになりました。
御本尊である弘法大師空海は、宝亀5年(774年)に讃岐国屛風ヶ浦(現在の香川県善通寺市)に生まれ、日本に真言密教を広めた僧です。
1月の行事 — 元朝大護摩供から初不動まで
公式サイトの年中行事から、1月の主な行事を挙げます(日程は令和8年=2026年のもの。曜日は年により変わるため、参拝前に公式サイトで確認してください)。
- 元朝大護摩供(がんちょうおおごまく) — 1月1日 0:00〜、大本堂。除夜の鐘とともに当山貫首が一山僧侶を従えて上堂し、御本尊の宝前で元朝大護摩供を親修します。国家安穏・玉躰安穏と、信徒の諸願成就が祈願されます。
- 初薬師(はつやくし) — 1月8日、晨朝大護摩供(午前6時30分)終了後、薬師殿。新年最初の薬師如来の縁日で、身上安全・健康長寿・病気平癒が祈願され、参拝者には導師による大般若経加持が行われます。
- 成人式身上安全祈祷 — 成人の日(2026年は1月12日)、護持志納受付所の特設祈願所。新成人には特別御守が授与されます。
- 初大師(はつだいし) — 1月20日・21日。1月21日は新年最初のお大師さまの縁日で、遠近から多くの信徒が参詣します。この2日間に祈祷されたお護摩札には、特別に「初大師修行」の朱文字が入ります。
- 初不動(はつふどう) — 1月28日 15:00、不動堂。新年最初の不動明王の縁日で、午後3時から不動尊大護摩供が修行されます。
行き方
電車が確実です。
- 京急:京急川崎駅で大師線に乗り換え、川崎大師駅下車、徒歩8分。
- 埼玉・千葉・東京方面から:JR品川駅で京浜急行に乗り換えが便利 - 鎌倉・横浜方面から:JR横浜駅で京浜急行に乗り換えが便利 - 羽田空港から:京浜急行・エアポート急行の横浜方面行きが便利
- バス:JR川崎駅東口バス乗り場7番から、川崎鶴見臨港バス[川23系統]大師行き。大師バス停下車、徒歩8分。
- 車:首都高速・横羽線の大師出口から約5分(出口すぐの「大師河原」交差点を右折)。首都高速・川崎線の大師出口からは約1分(出口すぐの信号を右折)。東京湾アクアラインを使う場合は浮島経由で首都高速・川崎線へ。
駐車場は「祈祷殿」側にある
車で行く人が間違えやすい点です。駐車場は平間寺の隣ではなく、自動車交通安全祈祷殿に隣接しています(〒210-0811 川崎市川崎区大師河原1-1-1/TEL 044-288-2441)。平間寺へお参りする場合は、駐車場から徒歩での移動になります。
- 収容:普通乗用車700台/大型バス(マイクロバス含む)40台
- 駐車料金は無料
- 利用時間:通常8:00〜17:00、毎月20日は8:00〜20:00
川崎大師でできること
- 厄除け・護摩祈祷 — 御本尊の宝前で毎日、厄除け・家内安全・商売繁昌など諸願成就の護摩祈祷が修行されています。お護摩札は郵送・インターネットでの申し込みにも対応しています。
- 自動車交通安全祈願 — 昭和30年代、モータリゼーションの進展とともに始まった祈願です。専用の祈祷殿があります。
- お祝いごと — 安産祈願、命名、初まいり、七五三。
- 授与品 — お札・お守りはすべて御本尊のご分躰として授与されます。ご朱印や参拝記念品もあります。
- 境内めぐり — 大本堂をはじめとする七堂伽藍のほか、唯一戦災を免れた稲荷堂などの諸堂があります。境内の石碑をたどる「境内碑蹟めぐり」も公式に案内されています。
なお、公式サイトは英語・中国語・韓国語のページを備えています。東京別院は薬研堀不動院(東京都中央区東日本橋)、京都別院は笠原寺(京都市山科区)です。
ほかの初詣の名所も
同じく年始の参拝で知られる寺社として、明治神宮の初詣、伏見稲荷大社の初詣、住吉大社の初詣のガイドもあります。
よくある質問
川崎大師の開門(大本堂開扉)時間は何時ですか? 平常時(2月1日〜12月30日)は、4月〜9月が5:30〜18:00、10月〜3月が6:00〜17:30です。ただし毎月21日は5:30〜17:30、毎月20日は21:00まで開扉されます。年末年始は平常時とは別の案内になるため、公式サイトで確認してください。電話でのお問い合わせは午前9時〜午後4時です。
川崎大師へのアクセスと駐車場は? 京急大師線の川崎大師駅から徒歩8分です。京急川崎駅で大師線に乗り換えます。バスの場合はJR川崎駅東口7番乗り場から川崎鶴見臨港バス[川23系統]大師行きで、大師バス停から徒歩8分。羽田空港からは京浜急行のエアポート急行横浜方面行きが便利です。駐車場は平間寺の隣ではなく自動車交通安全祈祷殿(川崎区大師河原1-1-1)に隣接し、普通車700台・大型バス40台、料金は無料。利用時間は通常8:00〜17:00、毎月20日は8:00〜20:00です。
川崎大師の「赤札」とは何ですか?いつもらえますか? 赤札は10年に一度の大開帳奉修の期間中に限って授与される護符です。弘法大師の直筆と伝わる「南無阿弥陀佛」の六字名号を版にし、当山貫首が精進潔斎のうえ一躰ずつ手刷りにしたもので、いただけば無量の功徳を授かるといわれます。直近の大開帳は令和6年(2024年)5月1日〜31日に営まれました。次回の日程は公式には示されていません。
川崎大師はいつ、誰が建てたのですか? 大治3年(1128年)、高野山の尊賢上人と平間兼乗が力を合わせて建立しました。無実の罪で尾張を追われた兼乗が42歳の厄年に夢のお告げに従って海から弘法大師の尊像を引き揚げ、これを祀ったことが始まりです。兼乗の姓「平間」から平間寺と名付けられました。長承3年(1134年)に兼乗の無実は晴れています。
2027年の開創900年大祭はいつですか? 令和9年(2027年)5月1日(土)から5月10日(月)までです。大治3年(1128年)の建立から900年の正当にあたる年として、公式サイトが告知しています。法要の詳細は今後随時知らされる予定です。
確認日と出典
このページは 2026年9月18日に、川崎大師平間寺 公式サイトの川崎大師について(歴史)、アクセス、1月の行事、大開帳奉修の各ページを確認して作成しました。いずれも2026年9月18日時点の内容です。開扉時間・行事の日程・駐車場の運用は変わることがあります。参拝前に公式サイトで確認してください。なお、初詣の参拝者数は公式が公表していないため、本ページでは数字を記載していません。
更新履歴:2026-09-18 公開。開創900年大祭(2027年5月1日〜10日)の告知、平常時の大本堂開扉時間、駐車場の収容・時間、1月の年中行事を反映。
よくある質問
- 川崎大師の開門(大本堂開扉)時間は何時ですか?
- 平常時(2月1日〜12月30日)は、4月〜9月が5:30〜18:00、10月〜3月が6:00〜17:30です。ただし毎月21日は5:30〜17:30、毎月20日は21:00まで開扉されます。年末年始は平常時とは別の案内になるため、公式サイトで確認してください。電話でのお問い合わせは午前9時〜午後4時です。
- 川崎大師へのアクセスと駐車場は?
- 京急大師線の川崎大師駅から徒歩8分です。京急川崎駅で大師線に乗り換えます。バスの場合はJR川崎駅東口7番乗り場から川崎鶴見臨港バス[川23系統]大師行きで、大師バス停から徒歩8分。羽田空港からは京浜急行のエアポート急行横浜方面行きが便利です。駐車場は平間寺の隣ではなく自動車交通安全祈祷殿(川崎区大師河原1-1-1)に隣接し、普通車700台・大型バス40台、料金は無料。利用時間は通常8:00〜17:00、毎月20日は8:00〜20:00です。
- 川崎大師の「赤札」とは何ですか?いつもらえますか?
- 赤札は10年に一度の大開帳奉修の期間中に限って授与される護符です。弘法大師の直筆と伝わる「南無阿弥陀佛」の六字名号を版にし、当山貫首が精進潔斎のうえ一躰ずつ手刷りにしたもので、いただけば無量の功徳を授かるといわれます。直近の大開帳は令和6年(2024年)5月1日〜31日に営まれました。次回の日程は公式には示されていません。
- 川崎大師はいつ、誰が建てたのですか?
- 大治3年(1128年)、高野山の尊賢上人と平間兼乗が力を合わせて建立しました。無実の罪で尾張を追われた兼乗が42歳の厄年に夢のお告げに従って海から弘法大師の尊像を引き揚げ、これを祀ったことが始まりです。兼乗の姓「平間」から平間寺と名付けられました。長承3年(1134年)に兼乗の無実は晴れています。
- 2027年の開創900年大祭はいつですか?
- 令和9年(2027年)5月1日(土)から5月10日(月)までです。大治3年(1128年)の建立から900年の正当にあたる年として、公式サイトが告知しています。法要の詳細は今後随時知らされる予定です。