舞鶴赤れんがパーク・引揚記念館|料金・開館時間・アクセス

舞鶴(京都府舞鶴市)は、旧日本海軍が築いた港町です。 東舞鶴・北吸の湾岸には明治・大正期のれんが倉庫群が残り、その一角が「舞鶴赤れんがパーク」として公開されています。少し高台の引揚記念公園には、戦後の引き揚げとシベリア抑留を伝える舞鶴引揚記念館があります。このページは各施設の公式情報を 2026-09-17 に確認してまとめたもので、料金・開館時間などは公式発表の数字だけを載せ、未確認の推測は入れていません。
早わかり(2施設の基本情報・料金と開館時間は2026-09-17時点)
| 施設 | 見どころ | 開館時間 | 入館料 |
|---|---|---|---|
| 舞鶴赤れんがパーク(赤れんが博物館ほか) | 重要文化財を含む赤れんが倉庫群。れんがをテーマにした博物館、無料展示のある市政記念館、港めぐり遊覧船 | 9:00〜17:00 | 施設により異なる。引揚記念館との共通券 一般600円・学生200円 |
| 舞鶴引揚記念館 | ユネスコ世界記憶遺産の引き揚げ・シベリア抑留資料 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) | 大人400円・学生150円(市内在住/在学は無料) |
休館日:引揚記念館は12月29日〜1月1日と毎週水曜日(祝日の場合は翌平日)。
舞鶴赤れんがパーク — 重要文化財を含む赤れんが倉庫群
舞鶴に舞鶴鎮守府(海軍の拠点)が置かれたのは1901年(明治34年)。以後、明治から大正にかけて旧海軍が数多くの赤れんが建築を建てました。東舞鶴・北吸地区に現存する倉庫群は12棟で、うち9棟が明治期(1901〜1903年)、3棟が大正期(1918〜1921年)に建てられたものです。このうち1〜8号の8棟が「舞鶴旧鎮守府倉庫施設」の名称で、2008年6月9日に国の重要文化財に指定され、近代化産業遺産にも選ばれています。指定の本体は武器倉庫4棟(魚形水雷庫・予備艦兵器庫・弾丸庫並小銃庫・雑器庫並預兵器庫)と需品倉庫3棟の計7棟で(文化遺産オンライン、2026-09-18確認)、これに附(つけたり)指定の1棟を加えた号数が1〜8です(号数と附指定の内訳は ja.wikipedia)。
このうち5棟が「舞鶴赤れんがパーク」として公開されています。
- 赤れんが博物館(1号棟) — 建物は旧舞鶴海軍兵器廠の魚形水雷庫(明治36年・1903年竣工)で、現存する鉄骨れんが造として古いものの一つ。1993年から、れんがそのものを主題にした博物館として使われています。
- 舞鶴市政記念館(2号棟) — 旧予備艦兵器庫(明治35年・1902年)。2階では入場無料で舞鶴の歩み、舞鶴鎮守府、戦後の引き揚げの歴史を展示。浦入遺跡から出土した約5,300年前の縄文の丸木舟も見られます。喫茶も併設。
- まいづる智恵蔵(3号棟) — 旧弾丸庫並小銃庫(明治35年)。2007年に建設当時の姿を再現してリニューアル。
- 赤れんが工房(4号棟)/赤れんがイベントホール(5号棟) — 2012年から公開。イベントやワークショップに使われます。
館内の開館時間は9:00〜17:00。所在地は〒625-0080 京都府舞鶴市字北吸1039-2(TEL 0773-66-1096)です。公式サイトは英語・中国語・韓国語にも対応しています。
映画・ドラマのロケ地として
手つかずのれんが倉庫群は近代化遺産として貴重で、映画やドラマのロケに数多く使われてきました。『坂の上の雲』『男たちの大和/YAMATO』『日本のいちばん長い日』(2015年)『海賊とよばれた男』(2016年)『鋼の錬金術師』(2017年)『アルキメデスの大戦』(2019年)などです。
海軍ゆかりの港めぐり遊覧船
パークの船着き場からは「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」が出ています。湾内をめぐり、海上自衛隊の艦艇などを海から眺められます。運航日・時刻・料金は季節で変わるため、乗る前に舞鶴観光協会の公式ページで確認してください。
舞鶴引揚記念館 — ユネスコ世界記憶遺産
第二次世界大戦の終結時、旧満洲や朝鮮半島、南太平洋など海外には約660万人の日本人が残されました。帰国のため全国に18の引揚港が設けられ、舞鶴もその一つとなります。舞鶴では1945年(昭和20年)10月7日の第一船「雲仙丸」入港から、1958年(昭和33年)9月7日の最終船「白山丸」まで、国内で唯一13年間にわたり、約66万人の引揚者・復員兵を迎え入れました。
舞鶴引揚記念館は、この史実を後世に伝えるため1988年(昭和63年)4月に開館。2015年(平成27年)9月にリニューアルし、同年10月10日には収蔵資料のうち570点が「ユネスコ世界記憶遺産」に登録されました(シベリア抑留と引き揚げに関する「舞鶴への生還」の資料群)。館には全国から寄せられた約1万6千点の資料があり、常設展示では1,000点を超える資料を公開しています。
- 所在地:〒625-0133 京都府舞鶴市字平1584 引揚記念公園内(TEL 0773-68-0836)
- 開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:12月29日〜1月1日、毎週水曜日(祝日の場合はその翌平日)
- 入館料:大人400円/学生(小学生〜大学生)150円 ※市内在住・在学の学生は無料。団体(20名以上)は大人300円・学生100円
- 共通券:一般個人600円・学生個人200円(引揚記念館と赤れんが博物館に入館可)
- 身体障害者手帳などをお持ちの方は入館料が半額になります。
舞鶴の食 — 元祖肉じゃがと海軍カレー
海軍の港だった名残は食にも残ります。舞鶴は「元祖肉じゃが」の地をうたい(同じく発祥を名乗る広島県呉市と並びます)、街では海軍カレー・海自カレーも味わえます。舞鶴かまぼこや万願寺甘とうなど地の食材も豊富です。
行き方
赤れんがパークは東舞鶴(北吸)の湾岸にあり、JR舞鶴線・小浜線の東舞鶴駅が最寄りです。引揚記念館は湾を見下ろす引揚記念公園にあり、バスや車での移動が便利です。両施設と西舞鶴の城下町を結ぶ観光ループバスが季節運行されることがあります。最新の時刻・運賃は赤れんがパークと舞鶴観光協会の公式アクセス案内で確認してください。京都市方面からはJR特急でアクセスできます。京都府内のほかの祭りや行事と組み合わせるなら、京都の祭り・舞・寺社の文化カレンダーも参考になります。
確認日と出典
このページは 2026-09-17 に、舞鶴引揚記念館 公式サイト、舞鶴赤れんがパーク 公式サイト、文化財指定の情報(舞鶴赤レンガ倉庫群)、海の京都DMO 舞鶴観光協会 を確認して作成しました。文化財の指定内容(指定名・指定年月日・本体7棟の構成)は 2026-09-18 に文化遺産オンラインで確認しています。料金・開館時間・運航は変わることがあります。訪問前に各公式ページを確認してください。
よくある質問
- 舞鶴赤れんがパークの入館料と開館時間は?
- 館内の開館時間は9:00〜17:00です。入館料は施設ごとに異なりますが、赤れんが博物館と舞鶴引揚記念館に入れる共通券が一般個人600円・学生個人200円です。市政記念館2階の展示は入場無料です。最新の料金は公式サイトで確認してください。
- 舞鶴引揚記念館の入館料・休館日は?
- 入館料は大人400円、学生(小学生〜大学生)150円で、市内在住・在学の学生は無料です。20名以上の団体は大人300円・学生100円。休館日は12月29日〜1月1日と毎週水曜日(祝日の場合は翌平日)で、開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)です。
- 舞鶴のユネスコ世界記憶遺産とは何ですか?
- 2015年10月10日に、舞鶴引揚記念館の収蔵資料570点がユネスコ世界記憶遺産に登録されました。シベリア抑留と戦後の引き揚げに関する「舞鶴への生還」の資料群です。舞鶴は1945年から1958年まで国内で唯一13年間、約66万人の引揚者・復員兵を迎え入れた港でした。
- 赤れんが倉庫は何棟あり、いつ建てられたのですか?
- 東舞鶴・北吸地区に現存する赤れんが倉庫は12棟で、明治期(1901〜1903年)に9棟、大正期(1918〜1921年)に3棟建てられました。旧日本海軍によるもので、2008年6月9日にこのうち1〜8号の8棟(うち1棟は附指定)が「舞鶴旧鎮守府倉庫施設」として国の重要文化財に指定されています。うち5棟が舞鶴赤れんがパークとして公開されています。
- 舞鶴赤れんがパークはどんな映画・ドラマのロケ地ですか?
- 『坂の上の雲』『男たちの大和/YAMATO』『日本のいちばん長い日』(2015年)『海賊とよばれた男』(2016年)『鋼の錬金術師』(2017年)『アルキメデスの大戦』(2019年)などのロケに使われています。