甲冑と騎馬:東北とその先、武者行列の名祭り旅

なぜ祭りのために北へ行くのか

東北地方と山国の旧国には、日本で最も胸躍る歴史系の祭り——甲冑の騎馬武者、大名行列、真冬の火の神事——が残り、しかもインバウンドの定番ルートから外れています。京都の7月のような混雑なしに絶景を味わえ、どんな博物館でも得られない武士の時代への窓が開きます。

筆頭:相馬野馬追(福島・5月下旬)

中でも最も映画的。先祖伝来の甲冑をまとった数百騎が雲雀ヶ原を駆け、甲冑競馬と、空に放たれた神旗を奪い合う神旗争奪戦を繰り広げます。約千年の神事で、国指定重要無形民俗文化財。観覧席から見届けましょう。

大名行列:会津まつり(福島・9月)

600人が甲冑姿で会津若松を練り歩く会津藩公行列。戊辰戦争で最後まで戦った会津藩(白虎隊を含む)を偲びます。昼は華やかな行列、初日の夜には鶴ヶ城から松明の提灯行列が出発します。

火の神事:野沢温泉(長野・1月)

中部の北、雪深く原初的。野沢温泉道祖神祭りは約300年の道祖神の神事で、村の男衆が松明を持つ攻め手から巨大な木造社殿を守ります。日本三大火祭りの一つ——終わったら無料の外湯で温まれます。

歴史ある曳山:秩父・川越(埼玉・12月と10月)

東京寄りなら、秩父夜祭が冬花火の下で提灯の山車を坂に曳き上げ、川越まつりは『小江戸』の町並みを江戸型の山車が進みます。日帰りでも古き日本の高揚が味わえます。

計画のコツ

これらは一年に散らばっています——1月(野沢)、5月下旬(相馬野馬追)、9月(会津)、10月(川越)、12月(秩父)。旅の月を決め、その月の祭りを軸に。北の祭りは宿を早めに予約を。小さな町は祭りの週末にすぐ埋まります。重ね着、屋台用の現金、そして良い観覧場所の混雑への忍耐を忘れずに。

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Japan Event 編集部
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