節分とは?なぜ豆をまくのか、由来と意味を解説

Participants throwing roasted soybeans during a mamemaki bean-throwing ceremony at a Setsubun festival
Image: KQuhen · CC BY-SA 4.0

節分は日本の豆まき行事。毎年2月3日ごろ——旧暦で春が始まる前日——に、「鬼は外!福は内!」と唱えながら炒った大豆をまき、一年の厄を祓う行事です。 東京の2つの神社・寺院が国内でも屈指の規模の節分行事を開催しています——成田山節分会吉田神社節分祭のガイドをご覧ください。このページでは、節分が本来どういう意味を持つ行事なのかを解説します。

「節分」という言葉の意味

「節分(せつぶん)」は文字通り「季節の分かれ目」を意味します。旧暦では季節の変わり目は年に4回ありましたが、現代まで名前と行事が残ったのは、立春の前日にあたる回だけです。

豆まきの由来

この習わしは、年の変わり目に邪気を祓う中国の古い儺(な、追儺=ついな)という儀式にさかのぼるとされ、これが日本に伝わり、平安時代(8〜12世紀)の宮中行事として取り入れられました。「鬼は外、福は内」と唱えながら豆をまくという具体的な作法は室町時代(約600年前)の記録に見られ、庶民の家庭行事として広く定着したのは17世紀以降とされています——つまり節分の豆まきは、一つの発明された伝統として始まったのではなく、何世紀もかけて段階的に形づくられてきたものです。

なぜ豆で、なぜ鬼なのか

節分のは、病気・不運・そして季節の変わり目に世の中に入り込むとされた混乱を象徴します。炒った大豆(福豆)は、面をかぶった家族などが演じる鬼に向かって、あるいは家の外に向かってまかれ、家を清め、災いが根付く前に追い払う意味を持ちます。まいた後、自分の年齢の数だけ豆を食べると一年の福を招くとも伝えられます。

公開の節分行事を見るには

家庭での節分は短い家族行事ですが、大きな神社や寺院では公開行事となり、力士や著名人、舞妓などが舞台から豆(時に小さな景品も)を観客にまくこともあります。成田山節分会吉田神社節分祭のガイドで、代表的な2つの行事と参加方法を紹介しています。

FAQ

節分とは何ですか? 毎年2月3日ごろ、旧暦で春が始まる前日に行われる日本の行事で、「鬼は外、福は内」と唱えながら炒った豆をまき、一年の厄を祓います。

「鬼は外、福は内」とはどういう意味ですか? 「鬼(災い)は外へ、福は内へ」という意味の掛け声で、節分で豆をまく際に唱え、家から不運(鬼)を追い払い、福を招き入れることを表します。

豆まきの習わしはどこから来たのですか? 年の変わり目に邪気を祓う中国の古い追儺の儀式にさかのぼり、平安時代の宮中行事として日本に取り入れられました。「鬼は外」の掛け声は室町時代の記録に見え、庶民の家庭行事として広まったのは17世紀以降です。

節分の豆まき行事に観光客も参加できますか? はい。多くの神社・寺院が公開の豆まきを行っており、観客として豆(時に小さな景品)を受け取ることができます。詳細は成田山・吉田神社のガイドをご覧ください。

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Japan Event 編集部
  • イベント編集

全国の祭り・カルチャー・国際交流を現地取材。